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光毒性試験を行うなら太陽光を忠実に再現する太陽光照射装置SXL-3000V2

ガイドラインOECD495掲載機種!光毒性試験やROSアッセイを行なうならセリック株式会社の光毒性試験用太陽光照射装置 SXL-3000V2シリーズ
効率の良い光毒性試験を実現し安全性研究の発展に貢献する。それを光毒性試験用太陽光照射装置が可能にします

光毒性試験用太陽光照射装置の1号機は公的試験機関に採用されました。その後、試験結果が評価され、多くの製薬メーカー様の安全性研究部門にて採用されています。

光毒性試験用太陽光照射装置「SXL-3000V2」は、自然太陽光に最も近似した紫外線を安定的に細胞に照射する装置です。
そのため、製薬メーカーに限らず、化粧品メーカー、食品メーカー、その他の安全性研究などの光毒性試験やROSアッセイ(化学的光反応性試験)に最適です。

光毒性試験ガイドライン「OECD495」作成のための検証試験に使用された「SXL-3000V2」

光毒性試験用太陽光照射装置SXL-3000V2

従来の動物実験では陰性の物質が、細胞を使った光毒性試験(in Vitro)の結果が陽性になることが多く、これまでの細胞毒性試験の正当性が問題視されています。そこで今までの光毒性試験の代替として、細胞を使わず試薬水溶液のみに紫外線を含む光を当て活性酸素を検出する方法がガイドラインに謳われています。

OECDガイドライン「Test Guideline No. 495 Reactive Oxygen Species (ROS)
Assay for
Photoreactivity」(2019年6月発行)に、光毒性試験方法の手順を定める過程において使用されたセリックの太陽光照射装置「SXL-2500V2」が掲載されております。

光毒性試験用太陽光照射装置SXL-3000V2
※現在、「SXL-2500V2」は、光出力の安定性を高めた「SXL-3000V2」として発売しています。
太陽光照射装置「SXL-3000V2」は、光出力の安定度向上のために「SXL-2500V2」から改良を行いましたが、出力される光の性能には変更を行っていません。
したがって、「SXL-3000V2」は「SXL-2500V2」と光の性能・分光分布は同じです。

製品ラインナップ

セリックの光毒性試験用太陽光照射装置は、20年来培ってきた人工太陽照明灯の設計思想が採り入れられており、自然太陽光に最も近似した紫外線を安定的に細胞に照射する装置です。

光毒性試験用太陽光照射装置SXL-3000V2

光毒性試験用太陽光照射装置 SXL-3000V2

形状下向き照射形
入力電源3φ200V 50/60Hz
入力電流15A
適合ランプ3000Wキセノンランプ
有効照射範囲350×350mm
UV-A放射照度2.5mw/c㎡以上(315~400nm)
照度調整範囲100~50%(無段階)
場所ムラ±15%以下(目標値)
制御方式手動
冷却方式強制空冷
使用温度範囲0~30℃
使用湿度範囲10~90%
寸法本  体 1700(H)×600(W)×648(D)(mm)
電源装置 400(H)×250(W)×500(D)(mm)
重量本体 90㎏、電源装置 27㎏
オプション紫外線強度計
(受光部・表示部、トプコン製)

SXL-3000V2は、SXL-2500V2より光の安定性を高めた後継機種です。分光分布はSXL-2500V2と同じです。

無料お見積り・ご相談
お電話でのご相談は
048-967-5328

こんな悩み・課題はありませんか?

  • 光遺伝毒性試験用・光細胞毒性試験用光源装置を導入したい。
  • 化学的光反応性試験(ROSアッセイ)用光源装置を導入したい。
  • 光毒性試験・ROSアッセイをしたいが、どの光源を使用すれば良いかわからない。
  • 光毒性試験用装置を導入しているが、思ったような結果がでない。
  • 現在使用している装置の性能、使い勝手が良くない。
  • 使用している装置は海外製なのでサポート・メンテナンスが心配。
  • 動物実験の代替試験を検討している。

光毒性試験用太陽光照射装置が “悩みを解決” できるその理由

自然太陽光を限りなく忠実に再現!

分光分布及び試験波長域を限りなく太陽の光に合わせています。

光に含まれるUV-Aの照射量は2.5mw/c㎡以上!

UV-Aの分光分布は315~400nmの範囲において、2.5mw/c㎡以上の照射量が可能です。

赤外線による熱は、ほぼ完全にカット!

キセノンランプから出る光には赤外域も含まれますが、防熱フィルタ(IRカットフィルタ)で赤外線をカットしております。

照度調節、照射距離が自由自在!

照度は100~50%の範囲内でボリュームつまみによる連続調光が可能です。また、照射距離も自由に設定できます。

光の安定性・場所ムラに優れ効率の良い光毒性試験を実現!

光の安定性に優れ、場所ムラも良く、有効照射範囲も広く取ることが可能です。

オーダーメイドも可能!

オプションによりお客様のご希望に沿った仕様にて作成することも可能です。

「お墨付き」だから安心!

セリックではガイドライン作成の段階から光源を提供し、多くの実証試験を経てガイドライン「OECD495」に掲載されました。

お客様の声

食品薬品安全センター秦野研究所
導入製品形式:SXL-2500V1
細胞毒性学研究室室長 山影康次様
用途:光遺伝毒性試験

導入のきっかけ
導入検討を始めたときは本研究室にいなかったため細かな経緯は分からないが、研究費が得られたことを契機に、それまでは海外製の光源装置による実験データのみであったことから、日本製の光源装置も検討したほうがいいということになり、以前から付き合いのあったセリックに声をかけたことがきっかけだったようである。

従来より使用していたドイツ製光源装置の取扱には面倒な点があった。例えば、ランプの購入や紫外線照度計の校正について、ドイツと直接やり取りしなければならなかった。一番厄介だったのは同じ場所で紫外線量を測ると、測定値のふれが結構大きかったこと。

紫外線量のふれと試験結果との因果関係は明確にできていないが、時々光照射の影響が強かったと考えられる結果が得られ、実験結果の安定性に問題があった。

そんなことで検討実験で紫外線量の安定していたセリック製の光源装置を購入した。

導入してどうだったか
ドイツ製光源装置の欠点が改善されているので、使いやすい。

特に優れている点は、

①光源が安定している。
②光量調節が楽(ボリュームで照度コントロールしても、照射面内の場所のムラが変わらず、
高い場所と低い場所が同じ比率で変わってくれる。)③積算時間計がついているので、使用時間やランプ交換の目安が分かりやすい。

などである。

こちらの希望をよく聞いてくれ、希望に沿って検討してくれるので助かる。価格面を除けば、問い合わせをしてくる企業に薦めたい装置だ。

ただ、価格が安くないこと、UV-AとUV-Bの比率が使用と共に変わっていく点、同一平面上の光量の均一性が期待したほどよくなかったこと、などが不満な点である。これらの点を除けば、技術的にもしっかりしている会社で、安心できると言っていい。

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FAQ光毒性試験用太陽光照射装置に関するよくある質問

光毒性試験用太陽光照射装置SXL-3000シリーズはどのようなものですか?

本機は、自然太陽光を限りなく忠実に再現した光照射機です。本機が照射する光に含まれるUV-Aの照射量は、2.5mw/c㎡以上を実現、さらに熱となる赤外線はほぼカットしております。

光毒性試験用太陽光照射装置SXL-3000シリーズはどのような用途に使用されますか?

医薬品、化粧品、食品及び化学物質の光毒性試験に使用されております。

光毒性試験とはどのような試験ですか?

光毒性試験とは主として医薬品、化粧品、食品及び化学物質のうち、吸光度測定によって紫外線領域に吸収が認められる物質、あるいは光細胞毒性試験で陽性と判定された物質についての安全性を確認するために実施される試験です。

「OECDガイドラインNo.495」に掲載されている「SXL-2500V2」と後継機種「SXL-3000V2」の違いは何ですか?

「SXL-3000V2」は、「SXL-2500V2」より光の安定性を高めた後継機種です。分光分布やその他の性能はSXL-2500V2と同じです。

放射照度・照射距離をコントロールすることはできますか?

放射照度は、100~50%の範囲内でボリュームつまみによる連続調光が可能です。また照射距離もステージ(照射台)の入れ替えにより自由に設定できます。

光毒性試験用太陽光照射装置は連続して点灯することは出来ますか?またランプの寿命はどのくらいですか?

連続点灯が可能です。ランプの寿命まで連続して点灯することが出来ます。ランプの寿命は連続点灯した場合、平均で約1,500時間です。

光毒性試験用太陽光照射装置はメンテナンスが必要ですか?

定期的にご使用者様にて点検することにより、性能を維持することができます。また必要に応じて弊社にて有償で点検・整備をさせていただきます。

光毒性試験用太陽光照射装置の値段はいくらですか?

お見積りはご希望により弊社よりご提示させていただきます。また、お客様のご予算をお聞きした上で仕様を決めていくことも可能です。詳しくは弊社営業部までお問合せ下さい。

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光毒性試験用太陽光照射装置の分光スペクトル

全波長の分光分布

紫外域の分光分布

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