新ラインナップ登場!!
いつでもどこでも太陽光を忠実に再現できる
色を正しく見るために開発された照明です
「io」 とはイタリア語で 「私の」 という意味。SOLAX-iOは卓上スタンドで使えるので、自分の机の上で太陽光を再現できる、
つまり、「私だけの太陽光」です。そのため、今まで窓際や外まで行って太陽光で色の確認をしていた手間や時間が削減でき、製品開発やモノ作りの精度と信頼性を高めます。
「SOLAX-iO」は、場所を選ばずどこででも太陽光を忠実に再現し、色彩を正しく評価するために開発された持ち運び可能な照明です。今まで色を見るために十分な光環境が整っていなかった社内会議室や外出先での打合せやプレゼン時など、時間や場所を選ばずどこででも正しく鮮明な色彩を再現することができます。
詳しくはこちらをご覧ください ⇒ お客様の声のページはこちらから
色を正確に見るための光は、可視光線全域にわたって、全ての色の波長を持ち、なおかつ、その分光分布がバランスよく連続スペクトルであることが必要です。自然太陽光は、連続的なスペクトルを有するので、色彩を正確に見る光源として理想とされています。しかし、太陽の光は時間や場所によって変わってしまいます。また、曇りや雨、夜など欲しい時に太陽光を得ることができません。
SOLAX-iOは太陽光を忠実に再現した照明なので、場所や時間を選ばず、色を正しく見ることが可能です。
SOLAX-iOは、「色彩評価用光源の条件」
全てをクリアーしています
セリックでは、「色彩評価用光源の条件」を3つの学会において論文発表しております。その要旨は、以下の通りです。(※色彩工学コンファレンス(1993年)、日本歯科色彩研究会学術大会(1995年)、国際色彩学会AIC Color 97 (1997年)にて発表) 条 件1.光源の平均演色評価数は100に近く、少なくても96以上であること。
条 件2.光源の色温度が太陽光の5000~6000Kに近いこと。
条 件3.十分な照度があること。注意点1. 光の特性及び性能が3条件を逸脱する経年変化を起こさないこと。
注意点2. 光の分光分布は連続スペクトルを呈し、かつ、その中に周辺部の
1.5倍以上のエネルギーを有する輝線を含有していないこと。
注意点3. 3条件はすべて満足しなければならず、1つでも欠けてはならない。SOLAX-iOは、上記の条件を全てクリアーしているので、色彩評価用として最適な照明です。
SOLAX-iOは、経時変化を起こしません
いつでも同じ光で正確に色を見ることができます
色を正しく見る光環境には基準となる物差しが必要です。
一般的な照明では光源の種類がたくさんあります。また、経時変化による光の品質劣化もあります。そのため、見る環境によって色の見え方も異なってしまいます。例えば、自分の机、会議室、お客様の会社によって部屋の照明が蛍光灯、白熱灯、メタルハライドランプなど光源の種類が違っていればもちろん色の見え方が異なります。 また、同じ照明でも使用時間によって色の見え方が違ってしまうのです。
これでは、せっかく色にこだわって作ったモノの本来の色も正確に伝えることができません。SOLAX-iOは、経時変化がありません。持ち運びができるので、いつでもどこでも同じ光環境で色を見ることができます。そのため、色を見る基準光源として最適な照明です。
SOLAX-iOは色収差が出ないように
設計されているので、色を見るのに最適な光です
一般的なLED照明はレンズ付きのため、色収差が発生します。 SOLAX-iOはレンズを使わずに正確な色を見ることができる設計になっているため、色収差は全くありません。色収差とは、光がレンズを通る時に光の波長によって屈折が異なることから起こる、色がにじんでしまう現象です。
正確な色を見るための光は、この色収差がないのが理想です。
それは、色収差が起こる事により、光のスペクトルが分解され、照明から出る光に虹色のリングが生じてしまうからです。それでは、照射対象物そのものの色を正確に見ることができません。
SOLAX-iOは、色収差が発生しないので、他の色に影響されることがなくモノのもつ本来の色を見ることができます。
一般的にモノの色が正確に見えるのは、晴天時正午±2時間に地表に到達する自然太陽光です。
この時の太陽光は色温度5000K~6000Kです。SOLAX-iO(色温度5500Kタイプ:LE-9ND55)は、
この太陽光に合わせて開発されました。
人工太陽照明灯を作り続けてきたセリックだからできた、太陽に最も近い光のスペクトル(分光分布)をもつ照明です。
SOLAX-iOは、色温度5500K(形式:LE-9ND55)だけでなく、「JIS Z 8720」に規定されている標準イルミナントD65に
合わせた色温度6500Kタイプ(形式:LE-9ND65)もラインナップとして用意しております。
6500Kが必要な場合は、こちらをお選びください。※ご注文時に5500K、6500Kどちらかご指定ください。
SOLAX-iOは、モノの色だけでなく
人間の肌まできれいに再現できます
平均演色評価数とは、色彩を忠実に再現しているかを表わす指数です。
SOLAX-iO(LE-9ND55)の平均演色評価数はRa97と、持ち運びができる高演色性LEDとしては、世界最高水準を実現しています。
※製造ロットにより多少のばらつきが発生します。
平均演色評価数は、R1~R8までの評価数の平均した値です。
R9~R15は、特殊演色評価数と言われていますが、特にR15は、日本人の肌色を表現する指数とされています。
SOLAX-iOは、R1~R8までの平均値だけではなく、肌色指数であるR15の値も98と高いので、モノの色だけでなく人間の肌まできれいに再現することができます。
※機種ごとの演色評価数グラフはこちらからご覧下さい。
LE-9ND55、LE-9ND55F、LE-9ND65、LE-9ND65Fの演色評価数はこちら
どこでも持ち運べるからSOLAX-iOは、開発時間や移動費用だけでなく
色の違いによるやり直しコストまで低減します
SOLAX-iOはAC100~240Vまでの電源に対応します。そのため、海外出張先でも使えるので、日本で見た色そのままを伝えることができます。また、海外支店にもSOLAX-iOがあれば、同じ色を見ることができるので、わざわざ、現地へ行かなくても電話やテレビ会議で確認しあうことができます。
どこでも持ち運べるSOLAX-iOなら、開発時間や移動費用の低減だけでなく、色の違いによるやり直しコストの低減も実現します。
※変換プラグは本体に含まれておりません。変換プラグはお客様にてご用意ください。
人工太陽照明灯XCシリーズは、1986年の発売開始以来、色彩評価の標準光源としてだけでなく、バイオ用・太陽エネルギ利用研究用など、さまざまな特性の光を照射することができるので、各業界に導入されています。
しかし、現タイプの人工太陽照明灯は大きいため、多くのお客様より「打合せやプレゼン時など人工太陽照明灯が必要な場所全てで使いたい」との要望をいただきました。
そこで、開発期間2年をかけて、現タイプ(XC-100Wシリーズ)より小型・軽量・低コストを実現した持ち運びのできる人工太陽照明灯「SOLAX-iO」の開発に成功しました。
※装置によって照度にバラツキがあります。
※SOLAX-iOは、持ち運びが可能な色彩評価用LED人工太陽照明灯です。
高照度や高性能をお求めの方は、SOLAX XCシリーズをお選びください。
XCシリーズは、色彩評価用だけでなくバイオ用、太陽エネルギ利用研究用など、さまざまな特性の光を
照射することができます。詳しくは製品ページをご覧ください。
人工太陽照明灯XC-100Wシリーズ 製品ページへはこちらをクリック
人工太陽照明灯XC-500Wシリーズ 製品ページへはこちらをクリック
色彩は照明の光によって違って見えます。その理由は、光が持つ特性「分光分布」が違うからです。
蛍光灯やハロゲンランプなどの一般的な照明では、下のグラフのように波長の落ち込みがでてしまいます。 この波長が弱い箇所があるために色を正確に見ることができません。 また、蛍光灯やメタルハライドランプは、際立って強い輝線スペクトルがあります。この輝線スペクトルがあると、色彩評価の際に大きな誤差が生じます。
自然太陽光は、全ての色の波長を持ち、なおかつ、連続的なスペクトルを有するので、色彩を正確に見る光源として理想とされています。
人工太陽照明灯は、太陽光の分光分布に近似させて開発された照明灯です。
自然太陽光の分光分布とほぼ同じなので、繊細な色彩再現が可能です。そのため、蛍光灯やハロゲンランプでは難しい色の再現に適しております。
〈形式〉
※卓上三脚スタンド ST-T350は、2022.2.28をもって販売終了となりました。
〈オプション〉
※ACアダプタの形式が「TW-24010U」から「AKA-24010」へ変更となりました。(形状・仕様に変更はありません)