なぜ遮熱性塗料の性能評価に人工太陽照明灯が最適なのか?

 

2021年ノーベル物理学賞は、日本出身で米国籍の真鍋淑郎さんが受賞しました。大気中の二酸化炭素濃度が気候に与える影響を明らかにした研究の功績によるものです。これにより京都議定書やパリ協定などで地球温暖化対策が地球規模で進められるようになりました。

二酸化炭素排出量の削減などが大きなテーマですが、それに寄与する一つが「遮熱性塗料」。熱を吸収せずに反射することで夜間の大気の温度上昇を防ぐ効果があります。またエアコンなどの電気の消費量削減も期待でき、建築や自動車など多くの塗料への応用が進められています。

 

人工太陽照明灯導入事例 遮熱性塗料の性能評価
※画像引用「あなたにあった信頼のリフォーム会社探しをお手伝い【ヌリカエ】 遮熱塗料とは?」より
(https://www.nuri-kae.jp/column/part/exterior_outer-wall/articles/551/)

 
さてそれでは、塗料の遮熱性はどのように検証するのでしょうか?

実は、自然太陽光にさらされた状態で熱吸収・熱反射がどの程度なのかを検証するには、屋外で自然太陽光を塗料(用途によって鉄板やコンクリートなどに塗ります)に当てて温度上昇を測ります。

しかし太陽光は、季節、時間、気候に大きく左右されてしまい、この方法だと安定した評価ができません。

 

屋外試験における環境変化の主な要因5つとは?

 

自然太陽光を使った遮熱性塗料の性能評価のような試験では、安定した試験環境の構築は重要な課題です。

屋外での試験はもちろん必要ですが、試験環境が変わらない条件で試験しないと、他社製品との比較、従来品との比較、改良前後の比較が正しく行えません。また太陽は時間とともに移動するので、短い時間間隔で太陽に当てる角度を調整しなければなりません。

環境変化の要因を挙げると、
・照射強度の変化(朝夕と日中では照射強度が違います)
・照射角度の変化(太陽は動くので、照射対象物に対する光の当たる角度が変わります)
・天候による光学条件の変化(終日晴れているとしても、太陽に雲がかかれば照射強度は低下します)
・周囲温度の変化(夏と冬では当然外気温が違います。外気温が低いと塗料または下地に蓄積された熱は効率よく放出されます)
・風の変化(風があると放熱特性が向上し、風がないと放熱特性は低下します)

などがあります。
 

 

遮熱性塗料の評価に最も必要なのは安定した太陽光

 

人工太陽照明灯納入事例 タッチパネルの見え方・性能評価
<人工太陽照明灯SOLAX 500Wシリーズ>
 

スーパースポット型人工太陽照明灯XC-500EFSSは、直径10㎝の範囲が直射太陽光と同じ1kW/㎡で安定的に照射できます。また照射範囲の場所ムラは±5%以内と高精度です。

人工太陽照明灯SOLAXは光学特性がほとんど変化せず、長期間同じ光学特性で試験できます。経時的変化がほとんどないのが人工太陽照明灯SOLAXの特徴の一つだからです。

また温度制御された室内で試験すれば、周囲温度や風の環境変化要因を排除することができます。

人工太陽照明灯SOLAXはお客様に安定した光学試験環境をご提供します。安定した試験環境で測定したデータは、お客様の販売促進のため、あるいはブランディングのため、とても重要です。お客様の利益向上につながる試験を、人工太陽照明灯SOLAXでぜひ実現して下さい。

 
仕様・性能については下記ページをご覧ください。
遮熱性塗料の性能評価を安定した環境で行いたい、とお考えでしたら、経験豊富なセリックへぜひご相談ください。


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1sun(1000W/m2)や100000Lxを照射できる人工太陽照明灯集光タイプ(スーパースポット形)

 
 
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