太陽先生の豆知識「今年の夏至は6月22日」

 

今年2019年の夏至は6月22日。

早いもので、これから少しずつ日が短くなってきます。1年の半分が過ぎようとしていて、時のたつのが歳と共に早く感じるようになってきました。

さて、夏至は「1年で最も日が長い日」というのは皆さんご存知と思いますが、最も暑い時期は7月下旬から8月上旬です。

どうして、最も暑い時期は夏至から1ヵ月以上もずれるのでしょうか?
 
 

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理由は簡単、空気は地面や海水、川や湖などの水の輻射熱で温められるから、なのです。
 

やかんでお湯を沸かすとき、やかん表面は鉄ですから火にかければものすごく熱くなるのに、やかんの中の水は沸騰するまで時間がかかりますよね。

これと同じ原理で、太陽の熱が地球に降り注ぎ、まず地表や水を暖め、その熱が空気に伝わって気温が上がっていくのです。

加えて6月から7月は日本は梅雨の時期で、この時期は日射が少ないため太陽の熱が地表に届きにくいです。そのため、地表を暖めるスピードが遅くなるので、最も暑い時期が後ろにずれます。

他に太平洋高気圧の勢力や大陸の寒気の南下など気象条件も影響しますが、概ね毎年7月下旬から8月が最も暑い時期になりますね。

上の図は、6月20日から8月30日まで、30年間(1989年~2018年)の最高気温の平均をグラフにあらわしたものです。これを見ると、7月下旬から8月上旬が最も最高気温が高い時期というのが分かります。

因みに梅雨のない地域はもっと早く最も暑い時期が来るそうですよ。
 
 
ところで、世間では日本の夏は太陽に近くなるから暑くなり、冬は遠くなるから寒くなる、と思っている人もいらっしゃるとか。
実はこれ、全く関係ありません。どうかお間違いのないように。。。