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光化学反応の実験で屋外光を自然に再現できる人工太陽照明灯|SOLAX

フルスペクトルの太陽光がいい理由

光化学オキシダントと光合成

光化学反応は紫外線により引き起こされます。そこで屋内実験では紫外線ランプが使用されております。

あるユーザー様から「屋外の実験結果と屋内の実験結果に差が出てしまう」というご意見を頂きました。一次生成された、窒素化合物や炭化水素(有機化合物)が太陽光と反応し、オゾンなどを二次生成する光化学オキシダントは、おもに紫外線によって起こります。

一方で植物が太陽光を吸収し、炭水化物(酸素や糖類)を生成する光合成は、青と赤の可視光線を植物中のクロロフィルが吸収して起こります。

光化学反応の試験、植物を利用する場合、紫外線ランプでは植物の光化学反応(=光合成)が起こらないことがあります。人工太陽照明灯は太陽光と同等な光を照射しているため、いつでもどこでも屋外環境を再現し、屋外試験との整合性を取ることができます。時間に限りがある学生の論文作成や実験などに最適です。

光化学反応の試験に「フルスペクトルの人工太陽照明灯」をご提案します

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実験がスムーズ行く「3つの自由」

実験計画、トライアンドエラーが自由自在

人工太陽照明灯は特別な工事を必要としない100Vコンセントで使用できる照明灯です。照射方法はお客様次第、様々な実験レイアウトに対応できます。三脚スタンドで簡単に移動ができますから、別の試験室でも同じ水準の試験ができます。

実験にはトライアンドエラーがつきものですが、人工太陽照明灯なら流路を変更の手間無く、様々なポジションから光を照射することができます。

(※透過させるガラスにより分光がかわることがありますのでご注意ください。セリックでは透過した分光スペクトルをお調べするサービスも行っております。詳しくはお問い合わせください)

波長特性が自由自在

高近似タイプ人工太陽照明灯(EFフィルタ)は紫外線~可視光線~赤外線を太陽光に近似させた照明灯です。さまざまな業界、業種のお客様に太陽光の代替光源としてご採用いただいております。(実績一例はこちら)

高近似タイプ以外にも、「紫外線タイプ」「可視光線タイプ」のオプション枠付フィルタがあり、光の波長特性を選ぶことができます。

枠付フィルタの交換はドライバー1本でできますので、波長特性を簡単に変更でき、さまざまな水準の試験がすることができます。※オプションフィルタは別途ご相談ください。

※枠付フィルタの交換をする時には、必ず電源を切ってから行ってください。

放射強度が自由自在

500Wシリーズは照度可変(*1)ができます。真夏の太陽光から、春先、ゴールデンウィーク頃の太陽光など、実験したい太陽光を自由に再現できます。

試験していなかったあの時期(*2)も、行けなかったあの地域(*2)も、いつでもどこでも模擬できます。

※1 放射照度範囲:700W/m2~1200W/m2
※2 放射照度のみの再現となります。季節や地域によるに分光スペクトルの違いには対応しておりません。分光スペクトルはJIS規格による合致度によります。放射照度のデータをあらかじめご連絡いただければ、弊社にて設定が可能です。

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フルスペクトル太陽光をいつでも、どこでも

人工太陽照明灯特長「3つの安心」

分光スペクトルは安心のJIS規格準拠太陽電池評価用ソーラシミュレータを手掛けるセリックだからできた、高水準な太陽光との合致度。屋外試験との整合性も測れます。

さらに、オプションフィルタを変更すると、紫外のみ、可視のみ、紫外~可視、可視~赤外の4パターンの水準に変更することも可能です。

<対応規格>JIS C8912 分光合致度 Bクラス
安定的な光量でいつでも同じ試験ができるセリックオリジナルのバラスト(安定器)で点灯しますので、点灯性能の劣化がほとんどありません。時期や天候に左右されずに一定の水準で安心して試験することができます。

<安定度>時間変動率 5%以内
100Vコンセントで取付工事は一切不要100Vコンセントで使用できますので、既存設備に追加工事の心配はありません。使い方もスイッチ一つで点灯消灯、複雑な操作マニュアルはありません。

<電源容量>
100Wシリーズ:2A/100V
500Wシリーズ:9A/100V

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医薬・薬品・化学業界で活躍している人工太陽照明灯(実績一例)

キリンファーマ、東亜合成化学工業、積水化学工業、三菱マテリアル、三菱レイヨン、住友3M、日東樹脂工業、ブリジストン、日亜化学工業、デュポン、持田製薬、武田薬品工業、塩野義製薬、第一三共、あすか製薬、東京技研、京都府立医大病院、名古屋大学附属病院、弘前大学医学部付属病院、西原研究所
他医学化学薬品業界

人工太陽照明灯の外観

外観・外形寸法

よくある質問

人工太陽照明灯の光はどういうものですか?

人工太陽照明灯は昼の太陽光(晴天時正午±2時間)とほぼ同等なスペクトルで、太陽電池評価用ソーラシミュレータのJIS規格(C8912)のスペクトル合致度でAクラスの光を照射します。

真夏の太陽光を再現するのに、どのくらいの照度が必要ですか?

太陽光の強さを表すには、波長300~2500nmの範囲の放射エネルギーの総和として、W/m2(放射照度)という単位で表され、約1000W/m2が必要になります。照度では約10万ルクス相当になります。
※照度(照度計)は可視光線範囲(400~780nm)の強さを表す単位です。
人工太陽照明灯スーパースポットタイプ(形式:XC-100EFSS、XC-500EFSS)は、真夏の太陽光と同程度の放射照度1000W/㎡(この場合の照度は約7万ルクス)、または、照度10万ルクスを照射できるタイプで、真夏の太陽光をいつでも室内に再現することが出来ます。
500Wタイプは調光機が付いているので、屋外の再現性がさらに向上します。

使っているうちに性能の変化はありますか?

人工太陽照明灯は、経時変化による光の品質劣化が極めて小さいということが大きな特徴の一つです。 従って、研究開発分門、品質検査部門で多く採用されています。

試しに使ってみたいのですが、どうしたらいいですか?

デモ機の無料貸し出しを行っておりますので、実際にお使いいただけます。
まずは気軽にご連絡ください。

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