なぜ、多くの自動車メーカーは塗装ラインの色検査に人工太陽照明灯を採用するのか?

 

なぜ、多くの自動車メーカーは塗装ラインの色検査に人工太陽照明灯を採用するのか?

近年の自動車塗料は、とても複雑になっています。メタリック塗装やフリップフロップ性(角度特性)のある塗装など、色彩測定器では管理できない塗装が一般的になっています。従って自動車塗装の色検査は目視で行われます。塗装が複雑すぎて、計測器では正確な検査ができないからです

それを示す逸話をご紹介します。

1990年代初頭、日本の2台の高級車の発売が塗装業界をパニックに陥れました。高級車Aはダークグリーンパール(六角形の顔料+パール)、高級車Bはグラファイトパール(カーボン繊維+パール)で、これらの塗装はそれまでの塗装よりはるかに複雑さが増しました。これ以前のメタリック塗装(ガンメタ・シルバー)はアルミの紛体の配列による輝きの調整だけでよかったので、塗装現場ではハロゲンランプで十分でした。

ところが光の強弱・角度によって変幻自在に変わるパール塗装の確認は、晴れた日の午前10時~午後2時までの自然光の下でなければ確認ができません
 
 

晴れた日の自然太陽光同等の光を出すので、色彩測定器では管理できない塗装の目視検査に最適だから

 
 
塗装の確認(出荷試験)方法が確立できなかった高級車A、Bは、発売予定時期が6ケ月遅れてしまいました。そこで生産工場に、晴れた日の午前10時~午後2時までの自然光同等の光を出す「人工太陽照明灯SOLAX XC-100A」が30台導入され出荷検査が可能になりました

その後、下級車種・軽自動車に至るまでパール塗装が普及し、自動車板金修理工場では晴天日の限られた時間帯のみの作業では間に合わず、補修現場でのクレームが続発、3コートパールの出現が現場の混乱に拍車を掛けました。

末端に至る塗装現場ではより太陽に近い照明器具の導入が課題となり、SOLAXの導入が加速されました。
 
 
自動車板金修理工場でも使用される人工太陽照明灯

 
 
自動車メーカーでは、その日の生産に合わせて塗料の選択が行われます。シルバーメタリック40台、ブラックメタリック40台、ホワイトパール30台など、塗料の種類を変えながら塗装が行われます。塗料の入れ替えの際、入れ替え前の塗料がタンクやノズルに若干量残ってしまうことがあります。ブラックからホワイトへの切り替えの際などは特に注意が必要です。切換前の塗料が切換後に混じってしまうことがあり、念入りに目視検査されます。この時の目視検査用光源は人工太陽照明灯が最もよく見える、とユーザー様からご好評を頂いています

 

LEDタイプのSOLAX-iOは世界中のLEDの中で最も自然太陽光に近い光を照射します。

 
 
世界中のLEDの中で最も自然太陽光に近い光を照射するSOLAX-iO

自動車メーカーでは、SOLAXは500WシリーズのXC-500AFが、100WシリーズはXC-100Aが使われますが、最近はSOLAX -iOハンディタイプLH-9ND55/65も頻繁にご注文頂きます。SOLAX -iOは世界中のLEDの中で最も自然太陽光に近い光を持っており、安価な高演色LEDや蛍光灯に比べて圧倒的に高い色再現性があるため、近年多くの自動車塗装技術者様がご使用になっています。SOLAX -iOは自動車メーカーだけでなく板金修理のお客さまにもご愛顧頂いています。

もし自動車の塗装色検査を、自然太陽光同等の光を照射する人工太陽照明灯で行いたいとお考えでしたら、ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。


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人工太陽照明灯SOLAX-500Wシリーズ
人工太陽照明灯SOLAX-100Wシリーズ
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