人工太陽照明灯SOLAXは、化粧品販売員の教育トレーニングにおいてとても重要な使われ方をしています。今回は、どのように使われているかをご紹介します。
デパートの化粧品売り場では、販売員(ビューティアドバイザー)がお客様に直接メイクをしたり、販売員自ら自分の手に化粧品を塗って色を見せたり、このような光景をよく見かけます。高級でハイブランドな化粧品は、メイクの仕方まで丁寧に指導することで販売を促進させています。クレンジングや保湿などのお肌の手入れから、ファンデーションとチーク、アイシャドー、ルージュなどの組み合わせ指導など、実に行き届いた提案をしてくれます。近年ではAIを使ったコスメティックコンサルティングや、コロナ禍での店頭販売ができない代替販売方法としてのオンライン指導なども行われており、化粧品の販売も多様化が進んでいます。
販売が多様化しているとはいえ、ビューティアドバイザーの役割は重要です。店頭にいらしたお客様に寄り添う高いコミュニケーションスキル、ラグジュアリー感のある接客マナー、プロならではの提案、などメイク技術や専門知識だけではない多岐にわたるスキルが求められます。このような理由から、ビューティアドバイザーの研修には、メーカー・店舗問わず多くの時間とコストをかけます。約2か月の研修期間を設けている店舗もあるそうです。現在の、直接お客様の肌に触れる化粧品の販売は、Covid-19前以上に繊細で安全な接客も必須のスキルと言えるでしょう。
デパートを含めた店頭の光環境は非常に明るいものの、演色性はあまりいいとは言えません。そのため店頭でメイクをする場合は、思っている以上に濃いメイクになってしまう事も多々あります。店頭でのメイク後お客様が屋外に出た時に、店頭で見ていた自分自身のメイクとあまりにも違うと感じてしまったら、お客様の満足は得られません。また逆に、薄めのメイクだと、店頭では見えなかったシミ・シワなどが外では見えてしまい、これもお客様の満足度を下げる結果になってしまいます。
このような場合、かなりの確率でお客様は離れて行ってしまいます。しかも、ほとんどの人が店側に直接クレームを言わず、黙って他の店に行ってしまいます。店側は、理由もわからず失客してしまいます。
これでは、せっかく磨いたコミュニケーションスキルもメイク技術も活かすことができません。これはとても残念なことです。従って「メイクした後の顔は照明環境によって見え方が違う」ことを理解したうえで、更に様々な光環境下でどのように見えるのかをきちんと体験することが必須と言えます。
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そこで活躍するのが人工太陽照明灯です。メイクが屋外でどのように見えるのかを正確に再現することができるので、ビューティアドバイザーの必須スキルであるメイク技術の向上に役立つことにつながります。また屋外と室内のメイクの見え方の違いも比較することができ、よりよいメイクの提案もできるようになります。
メイクのトレーニングの現場で採用されている人工太陽照明灯の機種は、XC-100AFまたはSOLAX-iO LE-9ND55/55Fです。
化粧品メーカー様には、以前よりSOLAX 100Wシリーズをご愛顧頂いていますが、近年は後にリリースされたLEDのSOLAX-iOも多くご使用頂いています。
人工太陽照明灯SOLAX 100Wシリーズ
LED人工太陽照明灯SOLAX-iO
関連製品:超軽量で持ち運びできる自然光の美顔ライト「LINDA(リンダ)」
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